107-3 市町村保健師の家庭訪問対象として優先度が高いのはどれか。

107-3 市町村保健師の家庭訪問対象として優先度が高いのはどれか。

1.切迫早産で主治医から自宅安静を指示された妊婦

2.特定健康診査で血圧 150/90 mmHg の未治療者

3.訪問看護サービスを開始した難病患者

4.1歳6か月児健康診査で虐待の可能性がある児

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訪問の優先順位を考えることは保健師にとって重要な技術である。

なお、家庭訪問の優先順位は、

1. 生命の危険がある
2. 依頼者や相談者の不安が強い
3. 周囲の人への影響が強い
4. 公衆衛生上の課題

の順である¹。

よって、以下の選択肢のうち、最も「生命の危険がある」ものとして、4が正解であると考える。

 

✖ 1.切迫早産で主治医から自宅安静を指示された妊婦は、依頼者や相談者の不安が強い場合は優先度が高くなるが、4と比較すると生命の危険がある可能性は低いため優先度は低くなる。

なお、妊産婦の訪問指導は母子保健法(昭和40年法律第141号)第17条第1項に基づいて実施される。

✖ 2.特定健康診査で血圧 150/90 mmHg の未治療者は、生命の危険はあるが緊急性は低く、4と比較すると優先度は低いと考えられる。

✖ 3.訪問看護サービスを開始した難病患者は、訪問看護サービスの利用によって既に看護師などが訪問を行っていることから優先度は低いと考えられる。

訪問看護は、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、利用者の心身機能の維持回復などを目的として、看護師などが疾患のある利用者の自宅を訪問し、主治医の指示に基づいて療養上の世話や診療の補助を行うものである²。

4.1歳6か月児健康診査で虐待の可能性がある児は、生命の危険があるため優先度が高い

 


参考資料

1 厚生労働省. 技術指導の例~保健師編~. p4. https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryou/oshirase/dl/130308-4.pdf. 2021.10/22閲覧

2 厚生労働省.どんなサービスがあるの? – 訪問看護.https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/publish/group4.html. 2021.10/22閲覧

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